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人気ランキング : 453位
定価 : ¥ 410
販売元 : 集英社
発売日 : 2004-07-02 |
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思い入れをもたないこと |
この漫画の特徴の一つは、主役級・準主役級のキャラでも、「え?なんでこんなところで?本当に?」というような印象を読者に残しつつでポックリ死んでしまうところにあります。しかもその死によって読者がわなわなと泣き崩れたりだとか、心にポッカリと穴があいたような空虚で寂しい気持ちに陥ったりだとかいうような可能性はまずありません。ほとんどアクション漫画の雑魚キャラと同じくらい、人間としての尊厳さえ与えられていないと言っていいくらい、ひどい死に方をします。だからそういったキャラにうっかり感情移入してしまうと、もしそのキャラがポックリ死んでしまったときに「自分は一体何のためにこのキャラを好きになったんだろう?」という屈辱的な感覚を受けることになります。
結局この漫画は、単に趣向の変わったサスペンスであるにすぎず、決してそれ以上の価値はなく、ヒューマニズム的な要素は全然ありません。だからキャラに感情移入なんてすることはこの漫画を読む際の流儀ではありません。この巻も然りです。再登場することなんてありません。
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Lとキラの共感 |
「キラは幼稚で負けず嫌い。私も同じ…だから分る」
Lの、この簡潔な言葉に月とLの関係が如実に現れている。
1%も疑われてはならないという理屈でFBI捜査官を殺害し逆にリスクを背負い込む月の言動は大局的に見れば矛盾している。(古畑やコロンボに登場する完全犯罪を目論み自滅する犯人のパターン)デスノートや死神の存在を立証しない限り逮捕は不可能なのだから、やり過ごすほうがベターだ。しかし、そんな事をするくらいなら一巻でLにヒントを与えて挑発するより関東から拠点を移したと思わせる作戦をとるだろう。だが初対決で煮え湯を飲まされた相手に背を向けるのは彼の矜持が許さないのだ。敵の手駒を奪い屈辱倍返し(笑)の上で表舞台に引きずり出す。
この子供っぽい意地を一概に笑うことは出来ない。賢者はリスクを徹底して避けるが王者なら敢えてリスクを背負わなければならない局面が絶対ある。(一巻でのノート隠しの時にそれに類する発言がある)缶蹴りでタイムアップまで隠れ続ける奴がグループでリーダーになれるか?銀英伝で姉が評した通りにヤンに敗れるラインハルトだからこそ宇宙を制覇できたのではないか?この月なりの誇りがあるからこそ「新世界の神になる」という台詞が口先だけのものにならないのではないか。そしてLも月=キラを対等と認めたからこそ敢えて姿をさらすというリスクを背負い命懸けの捜査を展開していくことになる。
(やっぱり一部の方が面白いなぁ…)
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FBIは・・・南空ナオミは・・・そして・・・ |
FBIはどのようにして葬られたのか?
ノートの特性を生かしたもの、というにつきるでしょう。
ライトだからこそ、ここまで出来た。
自分にしかできない、1巻でそう自負していたライトに納得がいく。
南空ナオミを引き込む話術にも長けている。
南空ナオミも運が悪かった。いくら用心していても、相手がライトじゃ、
たいていの人はナオミのようになってしまうのではないか。
キラを追いたい、その強い意志が仇となってしまった。
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キラ |
Lとキラのプライドを賭けた戦いっていう感じです。
自分の存在を隠すだけなら簡単だが相手を殺そうとする。
自らの正義を求めて相手を探し出す。
2人の信念をかけた勝負って感じです。
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L |
え、あんたがL・・・?
Lが姿を現した瞬間に上のように考えたのは登場人物たちや私だけではないはず。
キャラクターの設定もすごいですが、一番すごいのはLの生活スタイルでしょうか。
あんなお行儀の悪い座り方しないと思考能力40%減だそうですけど、はたからみたらやばいのでは。
彼らのやり取りは推理を超えています。付いていくのに時間がかかります。
普段あまり脳を使っていないと自覚している方に、特にオススメする漫画ですね。
何せ頭を使って飽きるということがありませんから、先が気になって仕方なくて。
とにかく、これから神の域に達する月の精神力と人間としては最高の月とLの知能力戦が楽しみです。